新型コロナワクチンの接種について

【コスタイベ】

   コスタイベに関しましては国内第Ⅲ相臨床試験にてコミナティと比較検証を行った結果、同等の安全性でありコスタイベ特有の有害事象は認められておりません。

また市販直後調査(推定被接種者数:16,128人)中に報告された副反応情報から電子化された添付文書の使用上の注意改訂等の新たな安全性確保措置も必要ありませんでした。

   有効性に関しましてはコミナティよりも中和抗体価の持続が期待でき厚労省の新型コロナワクチンQAにも『既存のmRNAワクチンよりも強く免疫が誘導され、
抗体の持続期間が長いことが確認されています』と示されております。

   レプリコンワクチンは、自己増幅のあるワクチンですが、ワクチン接種後の細胞内におけるmRNAの増幅は一時的なものであり、無限にウイルスのタンパク質が作られることはありません。
また、現在、色々な国で、新型コロナワクチンのレプリコンワクチンを含め、様々な疾患を対象としたレプリコンワクチンの開発が進められていますが、
これまでに、レプリコンワクチンを受けた方から他の方にワクチンの成分が伝播するという科学的知見はありません。(厚労省ホームページより)

【ダイチロナ】

ダイチロナは、第一三共が日本で開発し、日本で生産している唯一のmRNAワクチンです。
新型コロナウイルス起原株に対するダイチロナ接種後の中和抗体価(GMT)の値について、対照薬(コミナティとスパイクバックス)接種後のGMTと同程度に上昇し、
中和抗体価の幾何平均上昇倍率(GMFR)では非劣性が確認されたため、日本で2023年に承認されました。
ダイチロナは他のmRNAワクチンと異なり、スパイク蛋白質の受容体結合部位(RBD)に特化したmRNAワクチンです。
RBDにのみ特化する事で他のmRNAワクチンよりも感染防御が期待されます。

【コミナティ】

コミナティは、メッセンジャーRNAmRNA)ワクチンという種類のワクチンです。ウイルスのタンパク質を作る基になる情報の一部を 注射します。
人の体の中で、この情報を基に、ウイルスのタンパク質の一部が作られ、それに対する抗体などができることで、ウイルスに対する免疫が できます。
私たちが持つ体内の異物を攻撃する免疫の仕組みを利用して、新型コロナウイルス感染症の発症を予防します。

【ヌバキソビット】

ヌバキソビッド筋注には、遺伝子組み換え技術により作製された、新型コロナウイルスが人に感染 する時に重要な働きをするタンパク質(スパイクタンパク質)が含まれています。
このスパイクタンパク質は、私たちの身体にとっては異物なので、本ワクチンを接種することで、異物で あるスパイクタンパク質を標的に攻撃や排除をするため、
もともと体に備わっている「免疫機能」が活性 化します。 加えて、本ワクチンには免疫機能を補助する成分も含まれています。
 これらにより、スパ イクタンパク質を持っている新型コロナウイルスの感染症から身を守ることができるようになります